みつまた体験会

今年の3月から中右手集落のみつまた農
家、忍さんの後継者探しをお手伝いをし
ています。

右手地区でみると右手養魚センターに続
く2件目の跡継ぎ探し。これまで、レク
リエーションや個別案内を何度かしてお
り、昨日は2回目の体験会。今まで関心
をもってくれた方を中心にお声かけをし
、座学と実技体験を実施しました。座学
の時間では東馬場さんをお招きして、東
馬場さんが西粟倉村の地域おこし協力隊
時に取り組んでいたみつまたの加工販売
、みつまたを使った和紙の加工販売のと
りくみ「みつまたP」のお話しをしていた
だきました。

「みつまたP」は今回の事業承継とは違
い、ゼロからイチへつなげる事業で、何
もない、協力者を探すところから始めた
とのこと。作業の効率化を図るために、
みつまたの皮を剥ぐ機械を作ってみたり
、蒸釜や紙漉きに必要な材料を身近にあ
るもので代用したりとブリコラージュ的
な手仕事がとても参考になりました。

午後の実技では、忍先生と一緒にみつま
たの苗木植えとみつまたに絡んだツタや
下草刈を。忍さん、いつにも増してよく
しゃべってたなー。狙い通り笑 今回の
承継には経験則を元にした忍さんの知識
や技術を如何に引き出して継ぐ人に伝え
られるかだと思っています。なので、継
ぐ人には、忍さんとの会話もどんどんし
て欲しい!!私は6年間、忍さんとの付
き合いもあるので、言いたいことが何と
なくわかるようになりました。こうして
考えてみると、文化人類学的な視点も事
業継承にとって重要だよなーと思ったり
。そして、最後はサウナ体験。三郎おじ
さんに火焚きをお願いして、アツアツの
サウナに入ってもらいました。

今年はこんな感じで、みつまた収穫まで
の流れを皆さんに知ってもらって、そし
て、右手忍さんと仲良くなってもらって
、現状や課題を整理できたらいいなーと
思っています。

私は、両者の間にはいって色々とサポー
トできるように一緒に汗をかいていきま
すよー!